空き家対策に奔走する毎日です。
●空き家になる原因は6つです。
①認知症
②共有
③相続
④相続放棄
⑤買い手がつかない
⑥実家を売りたくない
大きくはこれだけです。ですから、空き家にならない様にこの
6つに対して予防対策を打って行けばいいのです。
これは主として個人の資産防衛上の観点のお話です。
- もっとマクロに見ると・・
人口は減少してきて空き家が増える。
高度成長時は人口が増えて、開発が進む。公害問題、車の排気ガス
問題が起きたが、解決してきている。
昔に戻っているのだと理解して、そこで嘆くのでは無く、
これからの人生、環境を考えればいい。
- 空き家の処分にお金が持ち出しになる事が認知されてきた。
不動産神話の崩壊。
老々相続となり相続人はお金に困らない。従って、相続財産の
現金を実家の処分に充てる事は苦では無い。
むしろ、自分の子供に引き継げ無いことを気にする。
>相続放棄の相談が増えた。
- 墓じまいの相談。
家が次の世代に引き継げ無いどころか、親世帯も子育てが終われば
平家、マンションに住み替え。
家族の考え方が変わった。
お墓・・家が続かない、子供は結婚しない。お墓が余ってくるのは
必然。
相続人が高齢化すると、山近の墓地には行けなくなる。
空き家・空き土地・耕作放棄の田があるので、郊外の平地で
墓地公園を作ってはいかがでしょう。
納骨堂あり、樹木葬あり。孫やペットと散歩できるような・・・
- コンパクトシティを目指し、交通体系を見直す。
市街地への集中税投資。
(福井市の再開発の例)
(三国湊の例・・オーベルジュほまち三国湊。北陸本線が外れた
事による町並み保存。その中でのまち造りの例)
高岡市伏木は震災後の人口流出が顕著であるが、空き地の再利用
を考える。けんかやまの駐車場。
スイスで旧市街は町並み保存。駐車場は郊外に集約。そして一般の
居住区とゾーン分けする。
- 町中の地価が下がってきて、となりの土地を取得して、広い土地に
住めるようになって来た。
メリット:駐車スペースの確保。建物を土地中央部に建てる事で、
準防火地区対策となり、建築費を下げる事ができる。
町中はやはり利便性がいい。歩いて生活ができる。
- 特に市街化調整区域では空き家を解体し、農地に戻す。
集約型大型農業を目指す。田の水管理にドローンを使い。人手間を減らす工夫をしている。
入善町の営農組合に高岡市在住の相続人の田を買い上げしていただいた。
今後、増えると思われる。
>町の線引きの見直し。モータリゼーションの発達でスプロール化した、
時代遅れのランドスケープの見直しをする。
行政の力と言うよりも民活が基本だと思う。
時代に適応した生き方をして行く事ができる。
楽しく生きて行けば良いと思う。
空き家の利活用についても、店舗、収益物件(貸家)セカンドプレイス。シェアハウス
等の面白い、前向きな事例が出て来ています。
そのど真ん中で提案をしたり、具体的に利活用するための活動をしているわけ
ですが。
- 事例を一つ
福光の空き家をシェアハウスにする構想。
● 空き家の相談、不動産売却の相談には特徴があります。
- 実家の処分
- 不要資産の処分
- 相続放棄
- 離婚
- 買い取り
- 争続
- 将来に備えてとりあえず価格を知りたい
- 認知症対策、相続手続き。
そして、すべては終活からスタートします。
そこで・・・
6/30第4回 終活セミナー。相続登記の義務化 「相続登記&実家売却の知識」
です。
今回は、不動産相続の相談窓口、よつば民事信託とやま、 相続・終活・くらしデザイン&空き家対策ネットとやま、後援は北日本新聞社です。
時間:13:30から16:00
場所:となみ散居村ミュージアム
定員:20名
参加費:無料