よくある話。家を解体しました。
解体した方が自分の負担で外壁を貼って行くのが常識だ。
そうですか?
違うと思う・・
解体をしました。基礎は完全には撤去できません。隣との境は解体建ちきりに
なります。となると・・隣が外壁を貼る場合には下地と外壁材が越境する事に
なります。
しかも、解体撤去できない基礎の上に水切りをつけないと外壁は完成しません。
こちらに外壁を貼れという前に、越境状態を解消してくれとお伝えします。
そんな・・・といわれると、越境の確認書を書いてください。
そして、あなたが建て替えするまで、セットバックは猶予します。
建物を解体したときに、隣接の家に住んでいたおばあちゃんから、私は
外壁を貼るお金はないから、外壁を貼って行ってもらえないかと懇願された。
解体する家のオーナー様にお願いして、外壁を貼ってあげた。
もちろん感謝です。
そのおばあちゃんあっけなくお亡くなられた。相続人の娘様より「その節はお世話になりました。是非、この物件の販売のお世話をしてください」と依頼を受け
販売に着手した。
解体現場ではトラブルが多いといいますが、私はむしろお仕事の依頼を受けるケースの方が多い。
ご縁ですね。