昭和63年に地場ビルダー時代に新築をさせていただき平成年間に2度目の家を立てさせていただきましたTさんよりご相談を受けました。
同居していた娘さんが独立。T様は一人でお住まいすることに。
今、解決しておきたいのは、墓じまい、所有している畑の処分、自分の終活
そして、ご自宅を将来施設等に入った場合に売却、もしくは、家族が管理しやすい形にしておきたい。
相続人はお嬢様一人ですから、任意後見をしておくか、家族信託を組むか?
何にもしないで置くと、怖いのが認知症になった場合のこと。
できるだけ成年後見制度は使いたくない。
相続財産の兼ね合いもあるので家族信託が望ましいケースです。
家族信託は認知症にならなければ不要とも言えます。私は手続きの簡略化、そして一種の保険ですと言います。
何に対する保険?認知症になった場合の成年後見のコストに対する保険です
。この方が認知症になった場合、相続財産額から行くと士業の後見人がつく可能性があります。
そうなると月々5万円 年間60万円 10年で600万円の成年後見コストがかかってしまいます。
おそらく、ご自宅は家族信託。その他の財産は任意後見。私は信託監督人に就任するスキムになると思います。
その前に墓じまい、家族葬の在り方、保険の見直し等のご提案をします。
T様とは30年以上のお付き合い。これからもできる限るのご提案とお手伝いを
します。