高岡市で家族信託。
まずは「認知症対策」に有効な安心空き家信託を開始しております。
現在3組組成中です。
なぜ、空き家信託?
例えば、実家がある。お母さん一人で住んでいる。
子供たちはそれぞれ都会住まい。
もうすでに空き家です。理由:次の住み手がいないから。
お母さんが施設に入ります。
施設の費用を賄いたい。そして家に帰る見込みがないので
傷まないうちに売却したい。
不動産屋さんに相談する。
「お母さんはすでに認知症です」
「意思能力がないため、売ることも、貸すことも、厳密にいうと
リフォームすることもできません」
どうする?
「成年後見の申し立てをするしかありません」
成年後見は申し立てに費用がかかる。
家族ではない、弁護士、司法書士、行政書士が後成年後見に
任命されることがある。当然費用が発生する。
実家を売買するだけに成年後見人の申し立てをしますか?
そして成年後見人が選任されても、実家はお母様の「居住用財産」です。
となると裁判所に申し立てをするのですが、ほかに預貯金等があると
売却の許可を出してくれません。
「認知症が治ったら(見込みがないのに)家に戻る可能性があるから」が理由です。
ですから、お母様が元気なうちに「空き家信託」を組んでおいて
欲しいのです。
前田敏・行政書士事務所では安心空き家信託に取り組んでいます。
家族信託に至るまでが実は大変なのです。相談は無料です。
実際、信託を組まないケースもかなり多いのです。
次回、また詳しいお話をします。