民事信託、家族信託、呼び名は色々ありますが、
信託法を活用してこれまでできなかった事を可能にするインフラだと思います。
*共著です。Amazonから購入できます。
★2025年が昭和100年になります。この年に時代は大きく変わります。
マクロに見れば世の中は言い方向へ向かっていると思います。
明治100年は1967年(昭和42年)です。
100年を節目に時代は変わる。
人生100年時代。人生100年時代と言われてもう数年経ちましたが、
それが現実的に思えるようになって来た。
今の実年齢は年齢×0.7だそうです。私は72歳なので0.7をかけると50歳。
これは実感です。
女優の草笛光子さん。美魔女?90歳なのです。
さて、人生100年時代に生きるための知恵は?
今の時代に合った人生設計を相続問題に例に取れば、民法が制定されたのは昭和
22年です。なんと77年前の法律。
今と実態が全く違います。平均寿命は60歳未満。人は必ず結婚する。
夫婦は平均4人の子供を作る。株式会社はすべて大企業。ほぼ外国と無関係に
暮らせる。ゆるくてやさしい共助的な社会環境。
今は?平均寿命は80歳を超える。結婚で入籍や性別は気にしない。
子供のいない夫婦は珍しくない。中小企業が300万社も存在する。
国際結婚や海外資産取得が日常化。「コンプライアンス」を煩くいう社会に
77年前の民法ではとっくに想定外の時代に入っています。
家族構成:昭和はサザエさん 平成はクレヨンしんちゃん
令和はSPY×FAMILYの時代。
そこで役立つのが民事信託。
①認知症や重病になっても自分の意思で財産を管理したい。
②遺産を渡したくない法廷相続人が存在する。
③法定相続人の一部が音信不通や行方不明である。
④一度は配偶者側に渡った遺産を、次は血縁側に戻したい。
⑤遺産を浪費してしまいそうな法定相続人が存在する。
⑥相続人がいなくなる。遺贈寄付をしたい。
「昭和100年は信託元年」
これは民事信託の草分け河合保弘先生の言葉ですが。
全くその通りだと思います。
最近の事例
- 不動産売却のため、認知症対策
南砺市の土地と埼玉県のマンション
- 親の介護資金確保のために実家を信託する。
- 持ち家と収益物件(アパート)を兄弟3人で分ける対策。
土地は相続時精算課税を使った贈与
いずれも、信託のみではなく、遺言、任意後見、贈与、相続を組み合わせた
対策をしています。
昭和100年、信託元年を実現するために、「よつば民事信託とやま」では
信託について学び、実践するメンバーを募集中です。