不動産業として、司法書士さんとの連携はかなり密接です。
いつも懇意にしている司法書士さんを使う場合。不動産取引で相手側不動産業者様の指定の司法書士さんにお願いする場合。
また、得意な分野、専門知識のレベルで依頼する司法書士を変えるケースもあります。
では、理想の司法書士さんとは?
1普通の司法書士
相続登記をする。未登記部分は登記しないで、固定資産税台帳の名義変更
しかしない。・・・間違ってはいませんが、相続物件って売却するケースが
多いのです。未登記のままでは売却できません。特に、買い主が住宅ローンを
使うときは、登記は必須です。
道路に分筆して切り出した土地。名義は被相続人のまま。固定資産税が
非課税のため、名寄せを取らない司法書士(こんな方いますすよ!)
結果、未相続のまま。売却の後、前所有者の名義の土地があるので、銀行ロー
ンがつかない。
*建築確認申請はおりますが・・・
2.いい司法書士
未登記部分がありますが、販売されるならば登記する事をオススメします。
未登記建物の登記は土地家屋調査士の仕事になりますが、ご紹介します。
それと、固定資産税はかかっていませんが、前面道路に切り出して、亡くなら
れた方の名義の土地があります。123-2と言う地番です。
道路に売る予定で切り出したもので、見落とす場合もあります。
これも一緒に相続登記をしておきましょう。
*注意事項を提案してくれる司法書士。少なくとも、販売(出口)を
意識してくれている。
3.もっといい司法書士さん。
前面道路が私有地です、このままでは建築をする場合に
問題になる場合があります。
建築できないケースもあります。
私有地に持分登記を入れて貰うか、掘削許可を取った方が
良いですよ。
この分野はよく知識のある不動産屋さんをご紹介しますので、
一緒に解決しませんか?時間はかかりますが。
*このままでは相続物件の価値は低い。それをきちんと
提案、そして価値を高めてくれる司法書士さん。これがベスト
です。ここまでやる司法書士さんは珍しいですが。
「不動産相続の相談窓口」という看板を掲げた不動産業者がいます。
前田プランニングオフィスもそうですが、ここは「相続と不動産」の
専門家です。
司法書士、税理士、弁護士、土地家屋調査士と連携して、問題を解決し
相続物件の価値を高め、価値を維持する方法を提案してくれます。